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日外アソシエーツの出版物で、雑誌や新聞に掲載された書評や、著編者による自著紹介を記したブログです。

   
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 「週刊新潮」2008.10.30 秋季特大号(129頁)に『日本劇映画総目録―明治32年から昭和20年まで』(朱通祥男編・永田哲朗監修 定価49,980円(税込) 2008.7刊)書評が掲載されました。文芸評論家・縄田一男氏による「総目録の名に恥じぬ大作」という記事です。

 過去、キネマ旬報から刊行された『日本映画作品大鑑』(1960~61)や『日本映画作品全集』(1973)を引き合いに出した上で、「戦前封切りの作品を、しかも封切日まで特定してデータ化することが、どれだけ気の遠くなる作業であるか」高く評価し、「しかも編者の朱通祥男は映画評論家ではない。映画をこよなく愛する一ファンである。20年前、その彼がコツコツ一人でカードをつくりながら資料化しているのを知ったのが監修の永田哲朗だ」と述べ、この日本映画に関する基礎的文献が、在野の一ファンの手でつくられたことに賛辞を呈しています。
週刊新潮2008年10月30日(秋季特大号)129頁

日本劇映画総目録 ―明治32年から昭和20年まで
日本劇映画総目録 ―明治32年から昭和20年まで
朱通祥男〔編〕・永田哲朗〔監修〕
定価49,980円(本体47,600円) 2008.7刊
B5・1,450p ISBN978-4-8169-2125-4
 
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以下の媒体紙誌に小社出版物の書評が掲載されました。

●情報管理 2008.10 Vol.51 no.7 <酒井美里/ビジネスの「わざ」を伝える知恵>
 日外アソシエーツ『ビジネス技術 わざの伝承―ものづくりからマーケティングまで』書評
ビジネス技術 わざの伝承
ビジネス技術 わざの伝承―ものづくりからマーケティングまで
柴田亮介〔著〕
定価1,980円(本体1,886円) 2007.5刊
四六判・260p ISBN978-4-8169-2045-5



●季刊・読書のいずみ 2008.9 (全国大学生活協同組合連合会) 57頁
 日外アソシエーツ『大学博物館事典―市民に開かれた知とアートのミュージアム』紹介記事
大学博物館事典
大学博物館事典 ―市民に開かれた知とアートのミュージアム
伊能秀明〔監修〕
定価9,800円(本体9,333円) 2007.8刊
A5・610p ISBN978-4-8169-2057-8


平井 紀子著
装いのアーカイブズ
―ヨーロッパの宮廷・騎士・農漁民・祝祭・伝統衣装
2008年5月刊 A5判 256頁 本体3,200円
日外アソシエーツ発行/紀伊國屋書店発売

■文献から見たヨーロッパの服装

 服飾の歴史は、人間そのものの歴史ともいわれる。平井紀子著『装いのアーカイブズ』(A5判・245頁・3200円+税)は、中世から近代ヨーロッパの服飾文化を図版とあわせて解説したもので、読んで見て楽しめる一冊である。

 本書は、階層や機能、服種により類別して解説。「君主および皇帝・皇后の服装」の章ではフランス、トルコの権力者の衣装をとりあげる。

 フランスの18~19世紀の宮廷衣装は服装史上もっとも優雅で華麗といわれる。冒頭はマリー・アントワネットの宮廷衣装。次が皇帝ナポレオンの宮廷礼服で、図版の解説、典拠文献、解題と展開。革命以後の洒落者たちの出現、ナポレオンの宮廷衣装、さらにナポレオンの繊維・服装産業への復興政策にも言及。ナポレオンは革命により衰退したレース産業復興のため帝政時代の宮廷衣装に再びレースを取り入れたという。

 「祝祭服・儀礼服」では、ウェールズ・ドルイドの祭礼服、聖週間の行列衣装、ロマン主義時代の結婚衣装、白糸刺繍の先例服等々。

 フランス、ブルターニュ地方のパルドン祭の老女の服装もその一つで、<中年を過ぎた女たちは白いレースの丈の高い伝統の円筒形の帽子で髪をまとめ、だぶだぶの黒いスカートの上に前垂れをかけて>教会へ出掛けるという。

 「作業服・農民服・職業服」では、ラップ人の漁労服、サルデーニァ島のパン屋の主婦、チロルの猟師、イタリアの帽子売り、ドイツの飛脚等々。

 「戦士の服装」「地域の伝統衣装」「スポーツ服、遊技服」にもそれぞれ一章をあてている。

 著者は大学卒業後、母校の文化女子大学図書館に勤務。同大学は「服飾稀覯文庫」を所蔵するなど世界でも有数の服飾専門図書館である。著者はこうした文献に司書として携わった経験を生かして興味深くまとめている。

 左の写真は、「戦士の服装」の中の巨大なスプーンを持つイェニチェリ(オスマン・トルコ、16世紀?)。このスプーンは食事の際、兵士にスープを配るときに用いられた。

装いのアーカイブズ挿絵装いのアーカイブズ表紙


                  



<出版ニュース 2008年7月上旬号 12頁「情報区」より転載>
以下の媒体紙誌に小社出版物の書評が掲載されました。

●京都新聞 2008.9.18<戦前の劇映画を網羅する目録を出版した朱通祥男さん(65)>
 日外アソシエーツ『日本劇映画総目録』書評

●共同通信ニュース 2008.8.4<終戦までの邦画目録編さん 映画ファン、四半世紀をかけて>
 日外アソシエーツ『日本劇映画総目録』紹介記事
日本劇映画総目録
日本劇映画総目録―明治32年から昭和20年まで
朱通祥男〔編〕・永田哲朗〔監修〕
定価49,980円(本体47,600円) 2008.7刊
B5・1,450p ISBN978-4-8169-2125-4


●MUSIC MAGAZINE 2008.9<山田耕筰から朝日美穂まで!日本の作曲家~近現代音楽人名事典(斉木小太郎)>
 日外アソシエーツ『日本の作曲家~近現代音楽人名事典』書評

●CDジャーナル 2008.9<日本の作曲家―近現代音楽人名事典(湯浅学)>
 日外アソシエーツ『日本の作曲家―近現代音楽人名事典』書評

●東映ヒーローMAX Vol.26(2008)<今月のコレっ/日本の作曲家―近現代音楽人名事典>
 日外アソシエーツ『日本の作曲家―近現代音楽人名事典』書評
日本の作曲家―近現代音楽人名事典
日本の作曲家―近現代音楽人名事典
川周平・片山杜秀〔監修〕
定価14,800円(本体14,095円) 2008.6刊
A5・960p ISBN978-4-8169-2119-3


●図書館雑誌 2008.8<図書館員の本棚(高橋和子:相模女子大学名誉教授)>
 日外アソシエーツ『図書館人物伝―図書館を育てた20人の功績と生涯』書評
図書館人物伝―図書館を育てた20人の功績と生涯
図書館人物伝―図書館を育てた20人の功績と生涯
日本図書館文化史研究会〔編〕
定価4,800円(本体4,571円) 2007.9刊
A5・470p ISBN978-4-8169-2068-4


台風・気象災害全史台風・気象災害全史
宮澤清治,日外アソシエーツ〔共編〕 2008年7月刊
定価9,800円(本体9,333円)
A5・480頁
978-4-8169-2126-1


宮澤清治・日外アソシエーツ共編『台風・気象災害全史』が「防災情報新聞」に掲載されました。以下で全文をお読みいただけます。

http://www.bosaijoho.jp/reading/item_1146.html
  
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