日外アソシエーツの出版物で、雑誌や新聞に掲載された書評や、著編者による自著紹介を記したブログです。
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「LISN」164号
キハラ株式会社の情報誌「LISN」で、『情報貧国ニッポン~課題と提言』が紹介されました。
情報貧国ニッポン~課題と提言
山﨑久道 著 四六判・230頁 2015.5刊
定価(本体2,200円+税)
ISBN:978-4-8169-2540-5
転載許可をいただきましたので、以下に紹介文全文を掲載いたします。
『情報貧国ニッポン-課題と提言』
情報貧国ニッポン~課題と提言
山﨑久道 著 四六判・230頁 2015.5刊
定価(本体2,200円+税)
ISBN:978-4-8169-2540-5
転載許可をいただきましたので、以下に紹介文全文を掲載いたします。
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『情報貧国ニッポン-課題と提言』
<図書館サポートフォーラムシリーズ>
著者は,宮城大学総合情報センター長,中央大学情報環境整備センター所長などを歴任され,図書館サポートフォーラムの代表幹事も務められています。図書館サポートフォーラムは,ご存知の通り,現職者との連携のもとに相互の交流をはかりながら各種図書館活動の発展をサポートするという趣旨で1996年に設立されました。本書のシリーズはフォーラムを支える精神「社会に積極的に働きかける」「国際的視野に立つ」「ユニークさを持つ」をもとに,「図書館と社会」をキーワードに,フォーラム事務局の日外アソシエーツから刊行されています。
本書では,日本人が「情報を整理してあとで使う」という行為を徹底的に冷遇してきたために,現在陥っている情報貧国ニッポンの実態が,様々な切り口で記述されます。そして国民一人ひとりが,情報資源や情報ストックの重要性を認識することが大切であり,国や公的団体,民間組織がこうしたことに,より多くの経営資源を投ずることが日本再生の早道であると結ばれています。随所に見られる図表が示す国際的比較などの数値によって,様々な角度から日本の逼迫した事態を思い知らされますが,具体的な情報との付き合い方として「情報処理の八原則」や,日本の情報政策についての10の提言の記述は,読者が自身の行動を見直し,社会を変える一歩を踏み出すきっかけを与えてくれています。改めて,図書館の意義を広く認識してもらうためにも多くの方に読んでいただきたい1冊です。
(LISN No.164[夏]) p25
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